中古マンションを選ぶ際の注意点③

本日は、⑧管理費・修繕積立金の総額と滞納の有無について、ご説明させて頂きます。


マンションは、先日もお伝えしたとおり、入居された皆様で、管理・維持・修繕していくものになります。管理・修繕に関しては、管理会社に委託しているマンションが多いと思います。毎月の口座引き落としや口座振替にて、管理費・修繕積立金を支払うのですが、その際に、入居者の中に、管理費・修繕積立金を滞納する方も出てきます。(全く滞納がないマンションもあります。)ちゃんと、管理組合にて、その滞納者に催促していればいいのですが、催促していないと5年で時効になってしまします。(まず、催促しないという事はないのですが・・・)

すみません。話が少しそれました。


気になるのは、修繕積立金の総額(今まで、貯まっている修繕に使う用のお金)はいくら貯まっているの?滞納の有無は、どこで確認出来るのか?は、管理会社から発行されます「管理に係る重要事項調査報告書」という書類に記載しています。

この調査報告書に基づいて、売買契約の前に読み合わせをする「重要事項説明書」が作られます。ですので、全く確認しないうちに、契約するという事はないのですが、事前に確認しておく事がいいと思います。


気になる物件がありましたら、営業の方に、「この物件の重要事項調査報告書はありますか?」と確認してみてください。